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部活動

【自動車部】Honda エコマイレッジチャレンジ全国大会に出場しました (2024年10月12・13日)

 10月12日・13日の2日間、自動車部は、栃木県のモビリティリゾートもてぎで行われた「本田宗一郎杯Hondaエコ マイレッジ チャレンジ 2024 全国大会」に出場しました。
 この大会は、自分たちで製作した車両を用いて、1リットルのガソリンでどれだけの距離を走ることができるかという、燃費の良さを競う大会です。4年ぶりに参加した昨年に引き続き、今年も2台体制での参加を決め、3月から車両製作や昨年の参加車両の改良に取り組み始めました。そして4月にはプロダクト科やシステム科からも新入部員を迎え、気持ちも新たに2024年度の活動をスタートさせました。
 しかしその後、計画通りに作業が進まなかったり、製作したものが想定していた性能を発揮しなかったりと、ものづくりの難しさを何度も味わいました。紆余曲折を経て、片方の車両に部のリソースを集中して製作を進めることに決め、心機一転、夏休みも返上で作業を続け、大会当日を迎えました。


車体フレームを溶接中。(TIG溶接)


複雑なエンジンの配線。OBの協力に感謝!


配線が繋がっても、エンジンを安定して作動させるのにまた一苦労。


金曜早朝(移動日)。車両と機材を積み込み、サーキットへ送り出します。

 この大会は、日本を代表する車メーカーのホンダが主催しているだけあって、中学生から社会人まで、さらには海外からも参加チームが集まり、そのタイムスケジュールはF1やSUPER GTといった本物のレースとほぼ同じです。サーキットが早朝5時に開場されるとともに各チームが続々と入場し、準備に入ります。


朝5時過ぎのサーキット。朝焼けの美しさに感動……。


すかさずピットを設営。車検に向け準備に入ります。

 最初の関門は「車検」です。ここではレギュレーションに則って車体が造られているか、また十分な安全性が確保されているかを、主催者側が入念にチェックします。
 しかし、製作時から抱えていたブレーキやスロットルのトラブルを初日の車検までに思うように解決できず、締切時間ギリギリで受けた車検は不合格になってしまい、初日の練習走行には参加できなくなりました。


緊張感漂う車検エリア

 しかし落ち込んではいられません。日曜早朝の「再車検」に向け、その後の時間はすべて作業に充て、宿に帰ってからも知恵を出し合って対応策を考えました。
 そして翌日もコース開場とともに必死に作業に取り組みました。その結果、再車検を通過!開会式後の「決勝日車検」に向け、最後の調整を行います。


汗と努力の結晶「車検合格証」。先輩から受け継いだハッシュタグとともに……。


OBも大勢応援に駆けつけてくれました!

 努力の甲斐もあり決勝日車検も通過!!燃料供給を受けた後に暖機運転をしつつ、燃料微調整を経て、スタートに向け待機します。その間に、走行中のドライバーと交信するピットクルー役の部員が所定の位置にスタンバイします。


コース上でスタート前の待機中。しだいに緊張が高まります!

 いよいよ決勝走行がスタート!初日に走れていない分、1周目は6分かけ慎重な立ち上がり。レース規定では1周2.4kmのオーバルコースを7周し、39分20秒11以内にゴールしなければいけません。これからペースを上げていこうと思った矢先……後輪がパンク!そのままリタイアとなりました。
 結果だけを見れば残念ではありますが、車両がピットに戻るや否や、部員はパンクした車輪をチェックして原因を探ったり、来年の大会へ向けて改善案を出し合ったりしていました。


 失敗を失敗のまま終わらせるわけにはいきません。部員はすでに来年度の大会に向け、目標を「記録更新」と「2台完走」に決めました。この悔しさを忘れず、今回の結果を糧として、また来年、もてぎで力強く戦いたいと思います。
 最後になりましたが、大会参加に際し、準備段階から大会中の車両トラブルの対応まで、多くの方々・参加チームの皆様からお力添えをいただきました。この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。

【自動車部】Honda エコマイレッジチャレンジ全国大会に出場しました (2023年9月9・10日)

 9月9日・10日の2日間、本校自動車部は、栃木県のモビリティリゾートもてぎで行われた「本田宗一郎杯 Honda エコ マイレッジ チャレンジ2023」に参加しました。
 この大会は、自分たちで製作した車両を用いて、1リッターのガソリンでどれだけの距離を走ることができるかという、燃費の良さを競う大会です。コロナ禍による大会の中止や参加見送りを経て、今回は4年ぶりの参加となり、参加経験のある部員がいない中、3月から車両の製作に取り組んできました。


すべてはこの1枚のCAD図面から始まりました。



夏休み中も毎日のように車両製作!


 8日には関東地方に台風が接近するなど天候の不安もありましたが、幸い大きな支障もなく大会は行われました。本校は2台体制での参加でしたが、1台が車検を通過することができました。


激しい雨の中、車両と機材を積み込みます。


車検。斜度11度でのブレーキテストの様子。


車体ノーズ部分に貼られた車検合格証


 9日の練習走行を踏まえて効率の良い運転方法を模索し、10日の決勝走行前ギリギリまで調整を重ねました。その結果、122.360km/lという記録で完走することができました。高校生の部では参加83チーム中、完走44チームというサバイバルレースの一面もある中で、部員一丸となって成し遂げた再出発の大きな一歩となりました。この勢いに乗って、自動車部の活動がさらに活発なものとなるように、今後も頑張っていきたいと思います。


制限時間ギリギリまで懸命に作業に取り組みます!


緊張も最高潮!スタート5秒前!


車体を労わりながら燃費走行。戦略も重要です!


完走後、昼食をとりながら結果発表を待つ部員。


性能も大事だけれど、マーキングにもこだわりが。レースカーですから(笑)

 今回の大会参加に際しては、準備段階から大会中に至るまで、多くの方々・参加チームの皆様にご協力いただきました。この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。

【自動車部】「本田宗一郎杯 Honda エコ マイレッジ チャレンジ2023」に参加しました (2023年9月9・10日)

 9月9日・10日の2日間、本校自動車部は、栃木県のモビリティリゾートもてぎで行われた「本田宗一郎杯 Honda エコ マイレッジ チャレンジ2023」に参加しました。
 この大会は、自分たちで製作した車両を用いて、1リッターのガソリンでどれだけの距離を走ることができるかという、燃費の良さを競う大会です。コロナ禍による大会の中止や参加見送りを経て、今回は4年ぶりの参加となり、参加経験のある部員がいない中、3月から車両の製作に取り組んできました。


すべてはこの1枚のCAD図面から始まりました。



夏休み中も毎日のように車両製作!


 8日には関東地方に台風が接近するなど天候の不安もありましたが、幸い大きな支障もなく大会は行われました。本校は2台体制での参加でしたが、1台が車検を通過することができました。


激しい雨の中、車両と機材を積み込みます。


車検。斜度11度でのブレーキテストの様子。


車体ノーズ部分に貼られた車検合格証


 9日の練習走行を踏まえて効率の良い運転方法を模索し、10日の決勝走行前ギリギリまで調整を重ねました。その結果、122.360km/lという記録で完走することができました。高校生の部では参加83チーム中、完走44チームというサバイバルレースの一面もある中で、部員一丸となって成し遂げた再出発の大きな一歩となりました。この勢いに乗って、自動車部の活動がさらに活発なものとなるように、今後も頑張っていきたいと思います。


制限時間ギリギリまで懸命に作業に取り組みます!


緊張も最高潮!スタート5秒前!


車体を労わりながら燃費走行。戦略も重要です!


完走後、昼食をとりながら結果発表を待つ部員。


性能も大事だけれど、マーキングにもこだわりが。レースカーですから(笑)

 今回の大会参加に際しては、準備段階から大会中に至るまで、多くの方々・参加チームの皆様にご協力いただきました。この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。

【自動車部】東京工科自動車大学校において技術指導を受けました (2022年7月7日)

 7月7日(木)東京工科自動車大学校において技術指導を受けました。


施設見学の様子

 実際にレースに出ているフォーミュラ車についての説明を受けました。1本のネジのゆるみでも大事故につながるので締め忘れがないように工夫がされていた。生徒たちは安全管理について、改めて実感した様子でした。


ロータリーエンジンの説明の様子

 消耗しやすい部品がどこかなど具体的に、整備する上でのポイントを教えていただきました。生徒たちは興味津々で食い入るように聞いていました。


エコランカー動作確認の様子

 六郷工科高校で製作中ですが、行き詰っていて技術指導をいただきました。技術向上のため、様々なサポートをしていただきました。
 今後の部活動で、しっかり走れるようにして、文化祭でお披露目できるように頑張っていきます。